Teams での検索
Teams を活用していくと、様々な情報が Teams 上に集約されるため、「チーム内の会話から検索したい」 「Teams で共有したはずのファイルを探したい」 「〇〇さんとのチャットから△△のことを再確認しておきたい」 など、共有した情報や以前のやりとりから情報を探したいことが多くなるのではないでしょうか?
Teams 画面の上部にある検索ボックスは Teams 全体に対する検索が行えます。検索ボックスに検索キーワードを入力し、Enter キーを押下するだけです。
ここまでは簡単ですが、Teams 全体 (自分が行ったチャットや自分が参加するチーム内) からに対する検索結果が表示されるため、ファイルなのか、会話なのか、自分が探しているものに応じて、検索結果をフィルターする作業が必須といえます。
検索結果には、[メッセージ] [ユーザー] [ファイル] の3つのタブが表示されます。まずは、このタブをクリックして、選択した種類のみの検索結果を表示してみましょう。
検索に利用したキーワードがよほどあまり利用しないキーワードでない限り、種類を指定したとしても、まだまだ多くの検索結果が表示されることがほとんどです。1つ1つ見て確認することは非常に大変です。そのため、さらにフィルター機能を利用していきましょう。検索結果をさらに条件付けし、結果を絞っていきます。フィルターは、種類タブの下から利用できます。
[メッセージ] タブでフィルター
[メッセージ]タブでは、[差出人] [種類] [その他のフィルター] でフィルターできます。同時に複数のフィルターも可能です。
● [差出人] : メッセージを送信したユーザーを指定します。
● [種類] : メッセージの種類を選択します。
● [その他のフィルター] : 以下の項目を指定します。(複数設定が可能)
– [件名] のキーワード検索
– [日付] の指定
– [チーム] の指定
– [チャネル] の指定
– [私の @ メンション] の有無
– [添付ファイルあり] の有無
[ユーザー] タブでフィルター
[ユーザー] タブではフィルター機能ははありません。
[ファイル] タブでフィルター
[チーム] [ファイルの種類] [変更者] のフィルターリングができます。(複数設定が可能です)
あとから情報を検索で探したいときのヒントになればと思います。
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Teams を利用していく上の課題として 「ユーザーに Teams をどのように使ってもらうか」 や 「自社に必要な設定がわからない」 といった点を挙げられる組織も少なくないと思います。この課題を解決するための情報として、Teams が活用できるシーンや活用のするための考え方、そして、活用に繋がる Teams の設定を解説します。
また IT 管理者が Teams の導入や管理で落とし穴になりかねない Teams 運用管理の注意点もあわせて解説します。
CI510-H 管理者のための Microsoft Teams – 活用シナリオ理解と管理手法