Copilot Studio 実践ラボ – 業務プロセス実装編

コースID: CI725-H

コース概要

Microsoft Copilot Studio を活用することで、会話型 AI に業務プロセスに沿った機能や業務自動化を組み合わせた AI エージェントを構築できます。ユーザーとの対話を起点として、AI による判断を取り入れながら、必要な業務ロジックを実行できる点が大きな特徴です。こうした仕組みを支えているのがエージェント フローです。エージェント フローは、会話の流れに応じて条件分岐や処理を定義し、状況に応じて AI に判断を委ねたり、ユーザーに追加の情報を確認したりすることができます。これにより、会話、AI の判断、業務ロジックの実行を一体として設計・実装することが可能になります。その結果、従来の定型的な自動化だけでは対応が難しかった、状況に応じた柔軟な業務支援を実現できます。

本コースでは、Copilot Studio によるエージェント作成の基本を理解している方を対象に、
実際の業務シナリオで多くの方が直面する 「会話と業務ロジックをどのように組み合わせるのか」 という課題にフォーカスした、実践ラボ形式のコースです。

「業務プロセス実装」 をテーマに実務でよくある題材を開催ごとに取り上げ、講師とともに実際にエージェント構築を行う実践ラボ(手順書が用意されていない実習)を通じて、エージェント フローを
活用するための次のようなポイントをより深く理解いただけます。

  • トピックとエージェント フローの役割および使い分け
  • 業務ロジックの途中に AI による判断を組み込む設計
  • 実行中に、状況に応じてユーザーへ追加質問を行う方法

また実践ラボで作成したエージェントは持ち帰っていただけ、実際の業務におけるテンプレートやベースとしてすぐに活用いただけます。

※ ​「CI714-H Copilot Studio による AI エージェント構築」「CI628-H Power Automate クラウドフロー 基礎」受講相当が前提スキルです。

※ 実践ラボシリーズのコースは基礎的な解説を割愛し、詳細な手順書はなくテーマにそって実践的な構築作業や考察作業を講師とともに行います。前提知識をご確認の上、お申込みください。

※ Microsoft Copilot Studio サブスクリプション、Azure サブスクリプションによる従量課金もしくは Microsoft 365 Copilot ライセンス保有環境で実現可能な内容です。

コース種別 集合研修 (実践ラボ)
対象

対象製品:Microsoft Copilot Studio、SharePoint Online、Microsoft Teams

対象者: ローコードで社内向け AI エージェント構築に関するより実践的なスキル習得を必要とする方

日数 1日 (10-17時)
前提条件
一般開催
ご受講料

個別開催のみ

コーススケジュール

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コース内容

1.AI エージェントに業務プロセスを組み込む
設計ポイント

AI エージェントの流れの中に、どのように会話・判断・処理を組み込むのか、構成要素である “トピック” と “エージェント フロー” の違いを理解し、適切な要素を選択できるように使い分けや設計のポイントを整理します。

  • クラウド フローとエージェント フローの違い
  • エージェントの対話設計
  • 機能構成や各種リソースを含めた全体設計

2.ラボ題材の選定&全体設計

ラボで作成する題材を確認し、その中から具体的な題材を選定したうえで全体設計を行います。題材は開催ごとに 「IT支援エージェント」「教育管理支援エージェント」「予約支援エージェント」などから選択します。
実施回によりラボ内容は異なります。

  • 業務要件、およびエージェントに実装する機能を整理
  • エージェントの対話設計
  • 機能構成や各種リソースを含めた全体設計

3.ラボ:マスターデータや情報蓄積先、通知先の用意

エージェントが参照するデータや情報の蓄積先を用意します。また、通知先とするチャネルの用意を行います。

  • 参照するデータの用意や、蓄積先とするテーブルの列構造を定義

※ 実習では、SharePoint リストを利用

4.AI エージェントの作成

各種機能の組込み元となる AI エージェントを作成し、各種初期設定を行います。

  • エージェントの作成

5.ラボ: エージェント フローの実装

エージェントにエージェント フローを組み込み、会話の流れの中で業務処理を実行するためのしくみを追加します。

  • エージェント フローの作成
  • エージェントからエージェント フローの呼出し設定

6.ラボ:処理の流れに AI 判断を追加

エージェント フローを呼び出すタイミングを AI に判断させたり、フロー内での分岐を AI が評価するための設定を行います。
AI に実行判断を行わせることで、厳密な条件分岐をすべて設定する必要がなくなり、全体設計をより効率よく行えます。

7.ラボ:ユーザーへの追加の質問機能を追加

エージェント フローは一連の業務処理を自動化できることがメリットですが、必要なタイミングで、ユーザーに追加の質問を行い、必要な情報を引き出すことも可能です。
対話の流れに応じて、追加で必要な情報を判断し、ユーザーに追加質問を行うことで、自動化の強みと AI 利用のメリットをより強化させる設計方法を確認します。

※ コース内容は開催ごとに製品の Update に合わせて更新しています。
予告なしに変更される可能性があることをご了承ください。

備考

Copilot Studio の機能を一通り理解していても、実際の業務で AI エージェントを組み立てようとすると、会話設計と業務ロジックをどうつなぐかで悩む場面は少なくありません。
本実践ラボでは、よくある業務シナリオを題材に、エージェント フローをどのように設計し、業務プロセスに組み込むかを講師と一緒に考えながら構築していきます。「基礎は理解できたものの、業務プロセスをどう落とし込めばいいかわからない」 という方に、次の一歩を踏み出すより高度なスキル習得をめざせる内容です。

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