シナリオベースで理解する Microsoft 365 セキュリティ機能

コースID: CI531-H

コース概要

「Microsoft 365 はセキュリティ対策も万全、また EMS も利用すれば、さらに高度なセキュリティ対策が行える」 と概要レベルでは理解していても、実際には “どんな” 機能が利用できて、”何に” 対するセキュリティ対策になり、利用するためにはどのような設定が必要か、概要だけではなくそれぞれの役割や違いまできちんと理解されている管理者の方は少ないのではないでしょうか?またセキュリティ関連の動作検証を行いたくても、テスト用の環境や iPhone などテストデバイスの準備が難しい場合もあります。
本コースでは IT 担当者を対象に、Microsoft 365 で利用できるセキュリティ機能について、それぞれが何のために利用するものかシナリオベースで解説します。また iPhone の実機を使用した実習を行うため、モバイルデバイスの管理方法やセキュリティ対策設定を実習ベースでご理解いただけます

※ ​Exchange、Teams、SharePoint、OneDrive など各機能の利用に関する解説は含まれません。

コース種別 集合研修 (ハンズオン実習あり)
対象

Microsoft 365 管理、展開を行う IT 担当者

日数 2日間 (10 - 17 時)
前提条件

Microsoft 365 の機能概要をご存知の方

一般開催
ご受講料

¥176,000 (税抜 ¥160,000)

コーススケジュール

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コース内容

1.Microsoft 365 のセキュリティ 概要

  • クラウド サービス展開時に考慮すべきセキュリティ対策
  • Office 365、Microsoft 365 とは
  • Office 365 と Microsoft 365 の違い、セキュリティ関連機能の全体像を解説
  • EMS の概要

2.デバイス登録から始まるセキュリティ対策

iPhone 実機を用いて Microsoft Intune へのデバイス登録方法、セキュリティ設定を解説します。

  • 組織のデバイス (PC やモバイル) を管理したい
  • 組織のデバイス (PC やモバイル) に対する設定

3.防御強化による情報保護

多要素認証や条件付きアクセス、PIM などを使用し、不正なアクセスや攻撃を防止する方法を解説します。

  • Windows デバイスを暗号化したい
  • Microsoft 365 への認証を強化したい
  • 適切な環境でのみ Microsoft 365 の利用を許可したい
  • ファイルの操作機能を制限したい
  • 管理者権限の利用を時間制にしたい

4.サイバーセキュリティイベントの検知

DLP や MCAS を使ったイベントの検知やアクセスをブロックする方法を解説します。

  • 流出が疑わしいアカウントのアクセスブロックしたい
  • 個人情報、機密情報の漏洩を防止したい
  • 組織で利用するクラウドサービスを監視したい

5.サイバーインシデントへの対応

サイバーインシデントの拡大を抑えるために、ユーザー自身がすぐにパスワードをリセットする方法を解説します。

  • 流出したアカウントの悪用を防ぎたい

6. セキュリテインシデント対応後の復旧

  • Microsoft 365 のアクティビティログを確認したい

備考

Microsoft 365 で利用できるセキュリティ機能と、それぞれが何のために利用するものかシナリオベースで解説します。下記を理解いただくことを目標とした Microsoft 365 の IT 管理者必須のコースです。
・全体を把握しにくい Microsoft 365 のセキュリティ機能をシナリオベースで理解すること
・プランによってできることの違いを把握すること
・基本的なセキュリティ機能の設定や利用方法を理解すること
・デバイス管理方法やセキュリティ対策後の動作を理解すること (iPhone 実機を用いた実習を行います)

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