Teams

Teams レコーディング機能を使うときに知っておきたい5つの注意点

  • 2020.02.05
  • 株式会社イルミネート・ジャパン

以前 [Teams : オンライン会議で使える Tips] 記事にて、「レコーディング機能は気を付けることが多い」 とお伝えしていましたが、今回は Teams 会議のレコーディングを行うときに、知っておいていただきたい注意点を5点ご紹介します。

1.レコーディングは誰ができる?

オンライン会議で利用できる機能は、会議参加者に割り当てられる役割により異なります。レコーディング機能が使用できるのは、「開催者」と「発表者」の役割が割り当てられたユーザーです。

オンライン会議
ユーザーの役割
利用できる機能 (既定)
開催者 すべての機能 オンライン会議の開催者 (作成者)
発表者 すべての機能 オンライン会議の参加者
出席者 一部の機能 (共有やレコーディングなど) 利用不可 なし (出席者の指定は、開催者・発表者が個別に行う)

各参加者の役割は、オンライン会議に参加し、 [参加者を表示 ] をクリックすることで確認できます。

※ またこの画面で、出席者・発表者の役割変更も可能です。

2.レコーディングのしくみは?

会議レコーディングは Teams アプリ上ではなく、クラウド上 (Office 365 の Microsoft Stream) で行われます。レコーディングを停止すると Microsoft Stream にレコーディングされたファイルが自動保存されます。

Microsoft Stream とは

Office 365 に含まれるサービスの 1 つで、組織内のビデオファイルをクラウド上に集中管理し、どこからでも閲覧できるビデオ視聴機能を提供します。また、最大 10,000 人が同時に参加できる 「ライブイベント」 機能も用意されています。

3.レコーディングに必要なライセンスは?

レコーディングは Microsoft Stream を利用するため、Microsoft Stream のライセンスが必要です。Microsoft Stream ライセンスは、Office 365 Suite (E1、E3、E5、Business Essential、Business Premium) および Microsoft 365 Suite (E3、E5、Business) に含まれています。

4.事前に必要な設定は?

以下の条件を満たしているユーザーのみ、Teams でレコーディングすることができます。

Microsoft Stream のライセンスが割り当てられている

Microsoft Stream へのファイルアップロードが許可されている

※ 既定では、Stream へのファイルアップロードの制限設定はされていないため、だれでもアップロード可能な状態です。

ファイルアップロードの制限設定は、Microsoft Stream 管理者が行えます。
※ Microsoft Stream の管理者権限は、「Office 365 全体管理者」、もしくは「Stream の管理者登録されているユーザー」に割り当てられます。

  1. Office 365 ホーム画面もしくはアプリ一覧から [Stream] をクリックします。
  2. Microsoft Stream 画面右上の [設定] – [管理者の設定] をクリックします。
  3. [Stream の管理] – [コンテンツの作成] の [動画アップロードを制限する] にオン/オフ設定があります。

Teams でレコーディングが許可されている

Teams は、ユーザーに対して “会議ポリシー” と呼ばれるオンライン会議の設定を割り当てます。
※ 既定では、全ユーザーに 「グローバル(組織全体の既定地)」 会議ポリシーが割り当てられています。

レコーディングするためには、会議ポリシーの [クラウド レコーディングを許可する] の設定値が “オン” である必要があります。

オンライン会議のレコーディングは、レコーディングのしくみを知らなくても利用できます。もちろんユーザーにとって簡単な操作で行えることはよい点です。しかし無意識にレコーディングを重ねていくと、Microsoft Stream の容量不足に陥り、レコーディングができなくなるかもしれません。組織としてレコーディングを許可する場合は、最初にレコーディングを利用する際のガイドラインを考慮した上で、これら必要な設定を行っていただくことを推奨します。

参考:Microsoft Stream の記憶域

Microsoft Stream で利用できる記憶域は、以下のとおりです。
 基本記憶領域 500 GB + (Stream ライセンス数 × 0.5GB)
例えば、Office365 Suite を100 ライセンスを契約している場合、Stream で利用できる記憶域は、550 GB です。
Microsoft Stream の容量は、Microsoft Stream 管理者が確認できます。[Stream の管理] 画面から [使用量の詳細] を開いて確認します。

※ 記憶域が不足する場合は、記憶域を追加購入することも可能です。

5.レコーディングできるのは何人?

1 つのオンライン会議でレコーディングできるのは、1 名のみです。複数人で同じ会議をレコーディングすることはできません。

以上、Teams でレコーディング機能を使うときに知っておいていただきた注意点でした。


  

IT 管理者向け Teams コースの一般開催を開始しました。

Teams を利用していく上の課題として 「ユーザーに Teams をどのように使ってもらうか」 や 「自社に必要な設定がわからない」 といった点を挙げられる組織も少なくないと思います。この課題を解決するための情報として、Teams が活用できるシーンや活用のするための考え方、そして、活用に繋がる Teams の設定を解説します。
また IT 管理者が Teams の導入や管理で落とし穴になりかねない Teams 運用管理の注意点もあわせて解説します。
CI510-H 管理者のための Microsoft Teams – 活用シナリオ理解と管理手法

お問い合わせ

イルミネート・ジャパンが提供するトレーニングやサービスに関するご相談など、
お気軽にご連絡ください。

担当者に相談する