Microsoft 365 運用管理 – 情報保護編
コースID: CI506-H
コース概要
Microsoft 365 の導入や定着が進む中で管理者は日々の運用管理に加えて、複雑化・高度化するセキュリティおよびコンプライアンスリスクに対応する必要があります。
そのためにはシステムや情報への認可・認証の強化、攻撃検知とその無効化、機密情報や個人情報の流出防止、コンプライアンスを実現するためのデータ保持と証跡管理を行う環境の整備が必要です。
本コースでは Microsoft Defender、Microsoft Purview、Microsoft Entra ID を活用したセキュリティおよびコンプライアンス対策に加え、注目を集める Microsoft 365 Copilot の運用管理など、Microsoft 365 全体の情報保護に関する機能・利用シーン・運用のポイントを具体的に解説します。
「CI505-H Microsoft 365 運用管理」 コースでは、Microsoft Entra ID や Microsoft 365 コアサービスにおける運用管理を中心に扱っていますが、本コースは「一歩進んだ Microsoft 365 運用管理」をテーマとし、同コースとの併せてのご受講を特に推奨しています。
- 本コースは 「CI507-H Microsoft 365 情報保護とコンプライアンス」 の後継コースです。Microsoft 365 全体の情報保護対策や運用管理を網羅できるように Entra ID や Copilot のセキュリティ対策、運用管理など加えて、新コースとして改編しました。
- Microsoft 365 Business Premium/E3 プランを対象とした解説ですが、一部 Microsoft 365 E5 に含まれる機能についての解説が含まれます。
コース種別 | 集合研修 (ハンズオン実習あり) |
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対象 | Microsoft 365 の全体管理者として運用管理を行う IT 部門の方 |
日数 | 2日間 (10 - 17 時) |
前提条件 |
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一般開催 ご受講料 |
¥176,000 (税抜 ¥160,000) |
コーススケジュール
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コース内容
1.ID ベースのセキュリティ強化Microsoft Entra ID P1/P2 で提供される機能を利用したセキュリティ強化や運用効率化の方法を解説します。
2.防御強化による情報保護メールやファイルを使った攻撃からの防御や安全ではないリンクを検出する方法を解説します。
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3.Microsoft Purview の活用メールやファイルなどの組織情報の保護、社内コンプライアンス違反などの内部リスクの検出など、組織のコンプライアンス対策として Microsoft Purview を利用した運用や機能を解説します。
4.Microsoft 365 Copilot 運用管理Copilot の管理や注意点、Copilot 活用時のセキュリティ、コンプライアンス対策などを解説します。
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※ ☆ が記載されている内容には Microsoft 365 E5 の機能の解説が含まれます。
※ コース内容およびテキストは開催ごとに製品の Update に合わせて更新しています。
予告なしに変更される可能性があることをご了承ください。
備考
Microsoft 365 は導入後も日々アップデートされています。本トレーニングでは機能を 「聞いたことがある」 から 「使いこなす」 へとステップアップしていただくために、Microsoft 365 情報保護において機能の理解と運用ノウハウの習得を目的として解説いたします。
CI505-H Microsoft 365 運用管理コースやCI509-H Microsoft 365 デバイス運用管理コース とあわせてご受講いただくことで Microsoft 365 運用に関する全般的な知識を習得いただけます。(白波瀬 智将)