Power Automate によるフロー作成

コースID: CI617-H

コース概要

Power Automate は業務の効率化、自動化を実現するための製品です。繰り返し行っている同じような作業の自動化・簡略化、各種サービス間でデータを連携する際の転記作業やそのために必要なデータ変換など、業務を効率化するためのフローをロー コーディングで作成できます。あらかじめアクションという部品が用意されているため、それらを並べることでフローの作成が行えますが、より複雑な業務シナリオで利用する際にはアクションを並べる設定だけではなく、一部数式を記述したりしなければいけないこともでてきます。

本コースでは Power Automate の基本操作を理解した方が、より高度な設定を行えるようになるための設定方法を中心に解説します。実践的な実習を行いながら Microsoft 365 の各機能 (Forms、Teams、SharePoint、Outlook、予定表) との連携や、関数による数式記述、繰り返し処理、JSON レベルの設定、承認機能の使い方など、一歩深めた利用を行うための内容を理解しましょう。

※ これから Power Automate を利用される方や基本から理解したい方は CI615-H Power Automate 入門 – Excel 連携 コースからのご受講がおすすめです。
本コースのオンライン版 も開催中です。

コース種別 集合研修 (ハンズオン実習あり)
対象

対象製品:Power Automate、Power Automate Desktop、Microsoft 365

日数 2日間 (10 - 17 時)
前提条件

Power Automate の基本操作を理解されている方
Microsoft 365 の概要をご存知であればなお望ましい

一般開催
ご受講料

¥154,000 (税抜 ¥140,000)

コーススケジュール

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コース内容

1.Power Automate 概要

  • クラウド フローとデスクトップ フローの違いと使い分け
  • ライセンスの違いと利用できる機能範囲

2.クラウド フローによる業務効率化

  • クラウド フローでの各種設定、Microsoft 365 の各機能との連携
  • 実習例: メールと連携した問合せや注文管理、定型メールからの文字列取得
  • 実習例: メッセージから Teams 会議を自動作成
  • 実習例: 社内イベントの申込管理 (Forms と連携)
  • 実習例: データに対するクエリと結果の通知
  • 実習例: アダプティブカードを利用した情報共有
  • フロー内での式の入力、関数の利用
  • フローの共有、管理

3. 承認機能の利用

  • SharePoint や Teams での承認フロー
  • 実習例 : 複数段階承認フローの作成

4. Power Automate Desktop の利用

  • デスクトップ フローの使いどころ
  • 実習例 : Web システムへのデータ書き込み
  • 実習例 : 複数 PDF ファイルの結合、印刷
  • 実習例 : デスクトップアプリに対する操作自動化
  • 実習例 : Web ページに対する操作自動化
  • UI 要素の確認や編集
  • PowerShell の呼び出し
  • クラウド フローと連携したスケジュール実行

※ コース内容は開催ごとに製品の Update に合わせて更新しています。予告なしに変更される可能性があることをご了承ください。

備考

Microsoft 365 の各アプリと連携した業務効率化や自動化を実現されたい方、Power Automate の設定はできるけれどより複雑な設定が必要なときには躓いてしまう方など、より実践的な使い方や設定方法など一歩深めた利用を行うための知識習得をめざしましょう。

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