M365 Copilot Chat の履歴を一括削除
Copilot の返答がなんとなく遅くなってきた気がする。あるいは、もう使わない過去のやり取りがチャット履歴に残り続けているのが気になる。そんなふうに感じたことはありませんか。
なお、Microsoft 365 Copilot Chat (以降、Copilot Chat) のチャット履歴は保存されていますが、AI の学習に使われることはありません。
あくまで、利用者本人が会話を振り返られるように Microsoft 365 環境内に保存されます。また、設定によっては直近の類似した話題の場合に文脈として参照される仕組みがあり、会話効率の向上にもつながっています。
しかしながら、業務で Copilot Chat を日々利用していると、チャット履歴が短期間で増えていきます。個別に削除できることを知っている方は多いものの、デモや案件の切り替えなどで一度に整理したい場合には、まとめて削除できた方が効率的です。
この記事では、そのような場合に役立てていただくために Copilot Chat のチャット履歴をまとめて削除する方法を紹介します。
削除方法
Copilot とのチャット履歴削除は、Microsoft 365 のマイ アカウント画面から行います。
- Microsoft 365 の各画面に存在する自分の名前 (Copilot Chat 画面なら左下に表示されている名前) の上をクリックし [View account] をクリックします。

- ナビゲーションより [設定およびプライバシー] をクリックします。

- [プライバシー] タブを開き、[Copilot アクティビティ履歴] セクションを展開すると表示される [履歴の削除] ボタンをクリックします。

- 表示されるダイアログから [Copilot for Microsoft 365] にチェックをし、[削除] ボタンをクリックします。
補足:削除は一瞬ではなく徐々に消されるのでしばらく待機!
[ 削除 ] ボタンを押したあとも、チャット履歴はすぐにすべて消えるわけではなく、時間をかけて徐々に削除されていきます。
保存されている履歴の量にもよりますが、数分で完了する場合もあれば、30 分程度かかることもあります。削除処理が完了するまでは、しばらく待つようにしましょう。
補足・まとめ
Copilot とのやり取りがすべて残るチャット履歴は、調査した記録として残しておいたり、実際に資料作成時に記載しなかった内容であっても自分の知識の蓄えとして活用できる場面があります。
一方で、以下のような場合には、Copilot Chat のチャット履歴一括削除が有効です。
- デモで自分の画面を映す際に不要なチャット履歴が見えてしまうことを避けたい場合
- プロジェクト終了時、人事異動のタイミングなどに過去のやり取りを影響させずに利用したい場合
なお、チャット履歴を削除したからといって、Copilot を完全にゼロから使い直す必要があるわけではありません。メモリ機能や指示の与え方を工夫することで、自分に合った応答スタイルを維持することも可能です。このあたりの使い分けについては、別の記事であらためて紹介したいと思います😊
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